シックスシグマの基礎から導入まで、シックスシグマに関する情報を満載:シックスシグマオフィシャルページ

シックスシグマを導入する

Case1 流通・小売系企業における導入事例

  • ・ 社員数約3000名、年間売り上げ約4500億円のオーナー系流通小売企業。
  • ・ SS活動歴1年半で全社展開。「ヒトにフォーカスした変革活動を実施したい」という要請から導入。

女性靴販売プロセスの改革プロジェクト

売上低下が顕著で、顧客クレームも目立つようになった女性靴販売部門からプロジェクトが行われることになった。

Define 定義
  • まず関係者の問題認識を集めてみたところ、以下のとおりであった。
  • 経営者の認識:
    売り逃しや在庫過多などのバラツキが大きく非効率さが目立つ。
  • 来店客の声:
    欲しいデザインの売れ筋の靴でサイズ切れが多い。
  • 販売員の声:
    バックヤードが狭いのでたくさんの在庫は置けない。
Measure 測定
  • 活動チームメンバーは、現場の意見(常識)を集約し、まとめてみた。
  • 品揃え:
    「お店ではすべてのデザインの靴を各サイズ毎にそろえておかないと、お客様が困るはず」
  • 製品納期:
    「靴は通常でも発注から2ヵ月以上かかる長納期商材だ!」
  • そこでこうした意見が本当に正しいのかどうかを調査分析してみることにした。
Analyze 分析
  • 品揃え:
    女性2万人への調査から、お客様の足のサイズの実際の分布を特定した。その結果、特定のサイズに集中的に分布しており、幅広くサイズを持つ必要はなさそうであることがわかった。
  • 製品納期:
    製造元に聞いてみたところ、業界の標準的な納期は最短で2週間に短期化していたことが判明した。
  • これらの結果から、現場も自分たちの思い込みや認識不足に気づいた。
Improve 検証
  • ・ モデル店を選び、調査から得られたサイズ分布にあわせた適正な在庫をおいて仮説を検証した。
  • ・ またサイズ切れによる発注から2週間以内に製造、納品してもらえるサプライヤを見つけ、協力要請した。
  • この結果、モデル店では検証期間の2週間で他店より同じ商品を1割以上多く売ることができた!
Control 定着
  • さらにこのやり方を日常業務の仕組みとすることにより、月間販売金額で前年比+18%を記録。
    このことがきっかけとなり販売員のモチベーションが高まった。
    また他部門への導入展開のよい動機付けとなった。